プロバイダー

BIGLOBE WiMAXの特徴を解説!評判やメリット・デメリットも知っておこう!

BIGLOBE WiMAXの特徴を解説!評判やメリット・デメリットも知っておこう!

トミー
こんにちは!通信業界19年目のトミーです。

BIGLOBE WiMAXは、数多くあるWiMAXプロバイダーの中でも、おすすめプロバイダーの一つです。

今回は、KDDIグループで四半世紀の歴史あるプロバイダー、BIGLOBE WiMAXの特徴を解説します。

BIGLOBE WiMAXの特徴

  • KDDIグループ企業で四半世紀の歴史あるプロバイダー
  • 契約期間の縛りなし
  • 初月の利用料金は0円
  • 端末は実費で購入が必要
  • SIMのみの契約も可能

トミー

この記事の著者:トミー(ネットワーク・移動体通信エンジニア)

通信業界19年目、現役の移動体通信技術者です。
これまでに3Gの周波数再編や4G LTEの立ち上げ、災害で使用できなくなったネットワークの復旧対応、東京オリンピック・パラリンピック競技会場のネットワーク構築計画推進、BWAのエリア構築などを行い、北海道から沖縄まで日本全国のモバイル通信を陰で支えてきました。現在は5Gのエリア構築に深く携わっています。総務省認定:第一級陸上特殊無線技士 » 著者プロフィール詳細

\口座振替で利用するなら最安値/

BIGLOBE WiMAX 公式サイト

この記事の内容
  1. BIGLOBE WiMAXとは?特徴と嬉しいメリット
  2. BIGLOBE WiMAXのデメリットと知っておきたい注意点
  3. 主要WiMAXプロバイダーとBIGLOBE WiMAXの比較
  4. BIGLOBE WiMAXの評判・口コミを確認してみよう!
  5. BIGLOBE WiMAXの申し込み方法と解約方法
  6. WiMAXで使える2つの通信モードと使い分けについて
  7. WiMAX+5Gとは?従来のWiMAX2+プランからの変更点
  8. 【Q&A】BIGLOBE WiMAXの気になる疑問を解決!
  9. 【結論】BIGLOBE WiMAXはおすすめできる

BIGLOBE WiMAXとは?特徴と嬉しいメリット

BIGLOBE WiMAXとは?特徴と嬉しいメリット

トミー
はじめににBIGLOBE WiMAXの特徴解説を解説します。

BIGLOBE WiMAXの特徴

  • KDDIグループ企業で四半世紀の歴史あるプロバイダー
  • 契約期間の縛りなし
  • 初月の利用料金は0円
  • 端末セットとSIMのみ契約を選べる
  • オプションサービスの強制加入なし
  • 支払い方法は口座振替も使える
BIGLOBE WiMAXの基本スペック
月額利用料■クレジットカード払い
初月:0円
1〜24ヶ月目:3,267円
25ヶ月目以降:4,928円
■口座振替
+220円/月
事務手数料3,300円
端末代金利用者にて実費購入
■クレジットカード払い
分割払い:913円(税込)×24回 総額21,912円(税込)
■口座振替払い
一括払い:総額21,912円(税込)+代引き手数料440円(税込)
支払い方法クレジットカード/口座振替
契約期間縛りなし
契約違約金なし
サービス提供エリア日本全国のWiMAX提供エリア、及びau 5G・4G LTEエリア
通信容量無制限
・スタンダードモード:一定期間内に大量のデータ通信をすると、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り
・プラスエリアモード:15GB/月の消費で当月は128kbpsに制限。(スタンダードモードの速度に影響はなし)
通信速度
(上り最大)
2.7Mbps
(ルーターの機種により異なる)
通信速度
(下り最大)
1.2Gbps
(ルーターの機種により異なる)
運営会社ビッグローブ株式会社

※価格は税込価格です。

BIGLOBE WiMAXで取り扱い中の端末

BIGLOBE WiMAX

画像出典:BIGLOBE 公式サイト

Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi HOME 5G L12
端末外観Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi HOME 5G L12
製造元NECプラットフォームズNECプラットフォームズ
対応通信規格(WAN)WiMAX2+/4G/5GWiMAX2+/4G/5G
最大通信速度下り最大:2.7Gbps
上り最大:183Mbps
下り最大:2.7Gbps
上り最大:183Mbps
連続待受時間約400時間(初期設定時)
最大同時接続台数Wi−Fi:16台 / USB:1台5GHz:20台
2.4GHz:20台
対応Wi-Fi通信規格IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
バッテリー容量4,000mAh
Galaxy 5G Mobile Wi-FiSpeed Wi-Fi HOME 5G L11
端末外観Galaxy 5G Mobile Wi-FiSpeed Wi-Fi HOME 5G L11
製造元SamsungZTE Corporation
対応通信規格(WAN)WiMAX2+/4G/5GWiMAX2+/4G/5G
最大通信速度下り最大:2.2Gbps
上り最大:183Mbps
下り最大:2.7Gbps
上り最大:183Mbps
連続待受時間約790時間(初期設定時)
最大同時接続台数Wi−Fi:10台 / USB:1台有線LAN:2台
無線LAN:30台
対応Wi-Fi通信規格IEEE802.11a/n/ac(5GHz)
IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
バッテリー容量5,000mAh

契約期間の縛りなし

現在取り扱っているプランは、契約期間の縛りなしプランのみです。

いつ解約しても契約解除料金が発生することはありません。

初月の利用料金は0円

契約月の利用料金は無料で、翌月から課金開始となります。

口座振替の場合は月額料金に220円(税込)上乗せになります。

クレジットカード払いの場合は端末代をを月額料金に上乗せして支払い、口座振替の場合は端末を一括購入するため月額料金が抑えられます。

初月は事務手数料の3,300円と、口座振替の場合は端末購入代金+代引き手数料440円(税込)のみかかります。

端末セットとSIMのみの契約を選べる

BIGLOBE WiMAXは端末を実費購入する必要がありますが、SIMだけの契約も可能です。

申し込み時に、端末セットかSIMのみの契約かを選ぶようになっています。

端末を既にお持ちの方や、ご自身で端末を別途用意する場合は、SIMのみを契約してください。

WiMAXをSIMのみ購入して契約したい!手順と注意点を徹底解説

続きを見る

オプションサービスの強制加入なし

BIGLOBE WiMAXでは、オプションサービスの加入は任意です。

契約時にオプションサービスへの加入が必須となっていることが多い中、わざわざ後からオプションを外す手間も省けます。

オプションは以下の4つがあります。

セキュリティセット・プレミアム

ウイルスや迷惑メール、不正アクセスなどをまとめて対策してくれるサービスです。

月額:418円(税込)

インターネットサギウォール

フィッシングサイトをはじめとする、詐欺サイトにアクセスしようとした場合に警告してくれるサービスです。

月額:330円(税込)

パスワードマネージャー月額版

トレンドマイクロ社のスマホやPCのパスワード管理ツールです。

月額:165円(税込)

U-NEXT for BIGLOBE

U-NEXTが提供する動画配信サービスです。

月額:2,189円(税込)

支払い方法は口座振替も使える

支払方法は口座振替とクレジットカード払いの2種類が選べます。

口座振替に対応しているWiMAXプロバイダーはそこまで多くありませんが、BIGLOBEでは利用可能です。

KDDIグループ企業で四半世紀の歴史あるプロバイダー

KDDIグループ企業で四半世紀の歴史あるプロバイダー

BIGLOBEは1986年にスタートした四半世紀の歴史あるインターネット・サービス・プロバイダーです。

2017年には、UQコミュニケーションズと同じKDDIの傘下に入りました。

WiMAXの他に光回線や格安スマホなどのサービスを取り扱っています。

ビッグローブ株式会社の概要
代表取締役社長有泉 健
事業内容インターネット等のネットワークを利用した情報サービスの提供および、これに付帯または関連する一切の業務
創業1986年4月
本社所在地〒140-0002
東京都品川区東品川4-12-4
品川シーサイドパークタワー
Google MAPで見る
連絡先03-6479-5511(代表)
受付:月・水・金曜日(祝祭日を除く)10:00~15:00

BIGLOBE WiMAXのデメリットと知っておきたい注意点

BIGLOBE WiMAXのデメリットと知っておきたい注意点

トミー
BIGLOBE WiMAXのデメリットと、これは知っておいた方が良いという注意点をピックアップしました。

BIGLOBE WiMAXのデメリット

  • 端末が無料ではない
  • 月額料金がやや高めの設定
  • プラスエリアモードの利用に別料金がかかる
  • 端末・SIMの発送が即日ではない

端末が無料ではない

利用にはデータ端末を実費購入する必要があります。

ただし、これはBIGLOBE WiMAXだけに限った話ではなく、正規WiMAXプロバイダーでは全社的に端末の購入が必要です。

口座振替を選択した場合の端末料金は、商品到着時に代引きで支一括支払いです。(代引き手数料440円)

月額料金がやや高めの設定

月額料金が微妙に高めの設定になっていますが、これは契約縛り期間なしのためです。

モバイルWiFiだけでなく、一般的に通信契約は以下の傾向があります。

縛り期間が短い = 月額料金は高め

縛り期間が長い = 月額料金は安め

BIGLOBE WiMAXは、契約期間縛りなしのため前者の方になりますので、この事を理解しておきましょう。

期間限定で使用したい人や、新しいサービスの様子見をしたい人にはピッタリです。

(現在、ほとんどのWiMAXプロバイダーが縛りなしプランでの提供となっています)

プラスエリアモードの利用に別料金がかかる

プラスエリアモードの利用に別料金がかかる

画像出典:UQ WiMAX公式サイトより

WiMAXには2つのモードが搭載されています。

通常時使用するスタンダードモードはWiMAX2+とau 5G・4Gの通信エリアを使用します。

一方で、プラスエリアモードは、上記に追加でauのプラチナバンドの電波を使用するので使えるエリアが広がります。

(契約変更などの手続きは必要なく、端末側の操作で通信モードの切り替えが可能です)

このプラスエリアモードの通信モードを利用するには、1,100円(税込)/月のオプション料金が発生します。

月に15GBまで利用できますが、一度でもプラスエリアモードを利用してしまうと、データ容量に関係なく1,100円(税込)/月の料金が発生してしまいます。

auスマホ割(auスマートバリュー)か、UQ mobile 自宅セット割(インターネットコース適用時)は、オプション利用料(1,100円)が無料になります。

端末・SIMの発送が即日ではない

端末・SIMカードの発送に、2日〜1週間程度要します。(在庫状況によります)

即日発送のプロバイダーも多い中、超特急で利用したい人にとってはデメリットです。

申し込み後に気がついて、ヤキモキしないようにに気をつけましょう。

主要WiMAXプロバイダーとBIGLOBE WiMAXの比較

トミー
BIGLOBE WiMAXを主要WiMAXプロバイダー4社と比較してみました。

この5社は、20社以上あるWiMAXプロバイダーの中でも最有力検討候補のプロバイダーです。

主要WiMAXプロバイダー比較
プロバイダー利用料金契約期間端末キャッシュ
バック

詳細を見る
1,397円

4,950円
縛りなし
2年
購入不定期

詳細を見る
1,474円

4,444円
縛りなし購入有り

詳細を見る
※5G SA対応プラン
1,089円

4,334円
縛りなし購入有り

詳細を見る
1,408円

4,378円
縛りなし購入なし
BIGLOBE WiMAX
詳細を見る
3,267円

4,928円
縛りなし購入有り

詳細を見る
1,408円

4,532円
縛りなし
2年
購入有り

BIGLOBE WiMAXの評判・口コミを確認してみよう!

BIGLOBE WiMAXの評判・口コミを確認してみよう!

トミー
BIGLOBE WiMAXは世間からどのように評価されているのでしょうか?

SNS上での口コミを調査してみましたので、一部ご紹介致します。確認してみましょう。

WiMAX、どこで契約するのが良いか良く分からないけど、調べた感じBIGLOBE WiMAX 5Gが最も安そう。
色々調べたけど、よくわからない。BIGLOBE WiMAX 5Gが最も安いように見える。

今回BIGLOBEのWiMAXを契約するのが通算3回目。

トミー
契約期間の縛りなしに魅力を感じている人が多くいるように感じました。

中には、何度かリピートして契約をされている方もいるようです。

契約期間の縛りなしのため、必要に応じて解約し、再利用の際にはSIMのみの契約で利用再開するという方法も可能です。

ちょうど今日、手元に届いたwimaxを使ってみたけど、使い勝手はとても良かった。
BIGLOBEだとキャッシュバックも受けられるからオススメです。

今朝、BIGLOBE WiMAXを使ってみたら「めちゃくちゃ速い!」と感動した
社外とのビデオ会議でも問題なく使えたから、本当に助かった。

トミー
通信速度に関しては、高速のWiMAXクオリティです。

夜になると少し遅くなるという口コミもありましたが、これはWiMAXだけではなくモバイル通信全般の大きな課題です。

WiMAXはKDDIグループの通信インフラを使用するため、通信障害を起こさないように厳しくメンテナンスや監視がされています。

サービス提供エリア内であれば、まずWiMAXを検討してみるのが正解だと思います。

BIGLOBE WiMAXの申し込み方法と解約方法

申し込み方法と解約方法を解説

トミー
BIGLOBE WiMAXの申し込みは以下の流れになります。

5分程度で申し込みは完了します。

申し込みの流れ

  1. サービス提供エリアを確認する
  2. 端末の種類を選ぶ
  3. 端末を選ぶ(データ端末セットを選択した場合)
  4. 契約者情報と支払い情報を入力
  5. メールアドレスを取得(無料)
  6. 申し込み完了!

まずは、ご利用予定のエリアがサービス提供エリア内であるか、以下のエリアマップで確認してみましょう。

WiMAXのサービス提供エリアマップ

BIGLOBEのお申し込みページでも確認できるようになっています。

次にBIGLOBE WiMAXの申し込みページにアクセスします。

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

トミー
端末の種類と、充電器などのアクセサリー類の要否を選択してください。
BIGLOBE WiMAX申し込み画面

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

トミー
端末を選んだら、契約情報の入力に進んでください。
BIGLOBE WiMAX申し込み画面

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

トミー
契約情報と、端末の送付先を入力します。
BIGLOBE WiMAX申し込み画面

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

トミー
支払い方法を選びます。

クレジットカードを選んだ方はカード情報も入力してください。

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

トミー
BIGLOBEユーザーは無料でメールアカウントを取得することができます。

@以前をご自身で決定します。

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

BIGLOBE WiMAX申し込み画面

トミー
最後に利用規約と重要事項説明書を読み、同意したら「確認画面へ」を押下します。

入力した内容に誤りがないかを確認し、問題なければ申し込みボタンを押下して手続き完了です。

解約方法と連絡先

BIGLOBE WiMAXの解約方法は、サポート窓口に電話で連絡をします。

当日解約希望の場合は、16:30までに連絡が必要になりますのでご注意ください。

カスタマーサポート インフォメーションデスク

■固定電話から
0120-827-193(通話料無料)

■携帯電話、PHS、IP電話から
03-6631-4602(通話料有料)

営業時間:9:00~18:00(年中無休)

WiMAXで使える2つの通信モードと使い分けについて

WiMAXで使える2つの通信モード

スタンダードモード(こちらが標準の通信モード)

使用するネットワーク

  • WiMAX
  • au 4G/5G

WiMAX2+とau 4G・5Gのネットワークを使用する通信モードです。

データ容量無制限で使用できますが、一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限される場合があります。

プラスエリアモード(オプションの通信モード)

使用するネットワーク

  • WiMAX
  • au 4G/5G(auプラチナバンド含む)

スタンダードモードのネットワークに加えて、auプラチナバンドを使用する通信モードで、15GB/月の容量制限があります。

この通信モードを使用するには、特別な申し込みは必要なく、端末側で通信モードの切り替えが可能です。

この通信モードは通常はオプションのため、利用料金1,100円/月かかりますが、au・UQスマホの指定プラン利用者は無料になります。

スタンダードモードよりも使えるエリアが広いため、スタンダードモードで電波が入らない場所などで使うことができます。

スマホのキャリア割引内容
auauスマートバリュー
・auスマホとセットで最大1,100円/月 割引
(離れて暮らす家族分もOK、最大10台まで対応)
・プラスエリアモードの利用が無料
UQモバイル自宅セット割
UQモバイル繰越プラン+5Gのセットで最大858円/月 割引
・プラスエリアモードの利用が無料

プラスエリアモードで使えるプラチナバンドは、繋がりやすさの面で重要な周波数

プラチナバンドは700MHz〜900MHzの現在使用されているモバイル通信としては、最も低い周波数帯の電波のことを言います。

プラチナバンドの電波は、障害物を迂回して進み、遠くまで電波が届く性質があるため、移動体通信ではとても重要な存在です。

楽天モバイルが、自社でのエリア拡大前にauの800MHzを借用してサービス運用していた事は周知の事実ですが(現在も)、プラチナバンドは広く繋がりやすいサービスを展開するうえで必要不可欠な周波数です。

周波数のイメージ

周波数のイメージ

高周波数

  • 波長が短い
  • 直進性が高く障害物に弱い
  • 距離による減衰は大きい(振動の回数が多いためエネルギーを早く使い切ってしまうため遠くまで届かない)
  • 帯域幅(データの通り道)を広く取れるため高速な通信が可能

低周波数(プラチナバンド)

  • 波長が長い
  • 障害物を迂回しやすいため建物の陰などでも比較的繋がりやすい
  • 距離による減衰は少ない(振動の回数が少ないため、エネルギーは比較的長持ちし遠くまで届く)
  • 高周波数と比べると帯域幅(データの通り道)は取れないため低速
トミー
電波は目に見えないので、音に置き換えてみると身近に感じられると思います。

周波数の小ばなし

例えば、遠方の街の花火大会の「ド〜ン」という低い音や、お祭りの和太鼓の低音、遠くの雷雲のゴロゴロという低い音など、遠くにいるのに音が聞こえる経験をした事はないでしょうか?

音の大きさも関係していますが、このように低い周波数は高い周波数よりも遠くまで届きやすい性質を持っています。

音の周波数特性も電波と基本は同じです。

通信モードの切り替えは端末側で簡単に操作できる(普段はスタンダードモードでの利用がおすすめ)

前述しましたが、オプションのプラスエリアモードの利用には、特別な申し込みは必要なく端末側で切り替えだけで使用可能です。

おすすめの使い方は、普段は通信容量無制限のスタンダードモードを使用し、少し電波が弱い場所や、電波が全く入らない場合に、プラスエリアモードに切り替えて使用します。

通信モードの切り替えは端末側で行う

通信モードの切り替えは端末側で行う

一つだけ注意が必要なのは、このプラスエリアモードは月に15GBの制限があることです。

スタンダードモードへ戻すのを忘れて使用し続け、15GBに達してしまった場合は、翌月1日までプラスエリアモード側の通信速度は128kbpsに制限されますので注意してください。

(端末側でデータ消費容量の確認が可能なのと、月のデータ消費量が15GB間際になってくると通知をしてくれる機種もあります)

WiMAX+5Gとは?従来のWiMAX2+プランからの変更点

WiMAX+5Gとは?従来のWiMAX2+プランからの変更点

トミー
WiMAX+5Gでは料金体系も刷新されていますが、大きく以下の4つが変更になっています。

従来のWiMAX2+のプランと比較して何が変わったのかを解説します。

参考WiMAX+5Gプランを分かりやすく解説!4Gプランとの比較や注意点もチェック

旧プランとの違い

  1. 従来のネットワークに加えauの4G・5Gが利用可能
  2. 3日間で一定容量を使用した場合の通信制限が撤廃
  3. オプションモードの容量上限が15GB/月に増量
  4. オプションモードで容量を使い切っても、標準モード側が128Kbpsに制限される事がなくなった

従来のネットワークに加えauの4G・5Gが利用可能

標準モードの比較

標準モードの比較

従来のネットワークに加えて、au 4G・5Gが利用できるようになっています。

5G非対応エリアでは、引き続き4Gの回線を使用する事になります。

WiMAX2+プラン
(旧プラン)
ハイスピードモード
WiMAX2+回線を使用
ハイスピードプラスエリアモード
au4Gの回線を使用
WiMAX+5Gプラン
(新プラン)
スタンダードモード
WiMAX2+・au 4G・5Gの回線を使用
プラスエリアモード
WiMAX2+・au 4G・5Gの回線を使用(auプラチナバンド含む)

速度制限のルールが緩和

これまでは、直近3日間の通信量合計が10GBで、翌日に1Mbpsの速度制限がありましたが、WiMAX+5Gプランでは、直近3日間の通信容量制限は撤廃されました。

現在は「一定期間内に大量のデータ通信をすると、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合が有ります」という表現に変更されています。

どの程度のデータ通信量で制限の対象になるのか、速度制限後の通信速度については明らかにされていません。

WiMAX2+プラン
(旧プラン)
直近3日間の通信量合計が10GBを超えた日の翌日
(18時頃~翌2時頃)に概ね1Mbpsの制限
WiMAX+5Gプラン
(新プラン)
一定期間内に大量のデータ通信をすると、
ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り

オプションモードの上限が15GB/月に増量

オプションモードの比較

オプションモードの比較

オプションモードのデータ容量上限が、5G用に合わせて従来の月間7GBから15GBに増量されました。

標準モードオプションモード
WiMAX2+プラン
(旧プラン)
ハイスピードモード
容量:無制限
※オプションモードで7GB超過後は、128kbpsの通信速度制限
ハイスピードプラスエリアモード
容量:7GB / 月
超過後は128kbpsの通信速度に制限
WiMAX+5Gプラン
(新プラン)
スタンダードモード
容量:無制限
※オプションモードで15GB超過後も速度制限なし
プラスエリアモード
容量:15GB / 月
超過後は128kbpsの通信速度に制限

また、従来のWiMAX2+プランでは、オプション側で上限の7GB消費後は、WiMAX側(ハイスピードモード)でも、128Kbpsに制限が掛かっていました。

新しいWiMAX+5Gプランでは、オプションモード側で上限の15GBを消費しても、標準モード側(スタンダードモード)で、128kbpsの通信制限を受ける事がなくなりました。

【Q&A】BIGLOBE WiMAXの気になる疑問を解決!

【Q&A】BIGLOBE WiMAXの気になる疑問を解決!

トミー
BIGLOBE WiMAXに関するよくある質問と回答をご紹介します。

この他に気になるご質問等ありましたら、記事下のコメント欄からお知らせください。

お問合せ頂いたご質問は、こちらでご紹介させて頂く場合があります。

BIGLOBE WiMAXの端末代はいくらですか?

端末代は全機種、一律21,912円円(税込)です。

クレジットカードの場合は、分割:913円(24回払い)、口座振替の場合は一括のみで、代引き手数料440円が発生します。

BIGLOBE WiMAXは他のWiMAXプロバイダーと比べて遅いですか?

WiMAXプロバイダー全社で、全く同じ通信インフラを使用するため、BIGLOBEが他のWiMAXプロバイダーよりも遅いという事はありません。

通信速度に差が出る主な原因の一つとして、ユーザー側で使用する端末の性能によるものがあります。

ただし、WiMAXでは全社共通の専用端末を使用してサービスを提供している事もあり、同じ端末を使用していれば、特定のプロバイダーだけ通信速度が遅くなるという事象は起こりません。

プラスエリアモードの利用に料金はかかりますか?

プラスエリアモードはオプションの扱いとなっているため、有料で1,100円(税込)/月のオプション料金が発生します。

月に15GBのデータ容量を使えますが、一度でもプラスエリアモードを利用してしまうと、当該月はデータ容量に関係なく課金対象となります。

auスマホ割(auスマートバリュー)か、UQ mobile 自宅セット割(インターネットコース適用時)は、オプション利用料(1,100円)が無料になります。

BIGLOBE WiMAXのマイページにはどこからアクセスできますか?

BIGLOBEのマイページには以下のURLからログインできます。

https://mypage.sso.biglobe.ne.jp/

ログインには、メールアドレスまたはユーザIDと、ご自信でお申し込み時に設定したパスワードが必要です。

WiMAXの各種手続きやオンラインサポートは以下から行えます。

https://support.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/

【結論】BIGLOBE WiMAXはおすすめできる

【結論】BIGLOBE WiMAXはおすすめできる

トミー
BIGLOBE WiMAXの重要なポイントを最後にまとめてみます。

BIGLOBE WiMAXは、数多くあるWiMAXプロバイダーの中でも、おすすめプロバイダーの一つです。

BIGLOBE WiMAXの特徴

  • KDDIグループ企業で四半世紀の歴史あるプロバイダー
  • 契約期間の縛りなし
  • 初月の利用料金は0円
  • 口座振替の支払いにも対応
  • 端末がある人はSIMだけの契約も可能

注意点

  • 端末が無料ではない(キャッシュバックである程度相殺可能)
  • プラスエリアモードの利用に別料金がかかる(au・UQスマホ割適用で無料)

\口座振替で利用するなら最安値/

BIGLOBE WiMAX 公式サイト

人気記事最強モバイルWi-Fi決定戦!現役通信技術者が選ぶ最新おすすめランキング

おすすめ【徹底比較】専門家が選ぶWiMAXおすすめプロバイダーランキング

当サイトおすすめプロバイダー

編集部の一押しはWiMAX+5G!

WiMAXをおすすめする理由

注意点

  • 一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限の場合あり
  • オプションの通信モードは15GB/月の制限あり
人気記事最強モバイルWi-Fi決定戦!現役通信技術者が選ぶ最新おすすめランキング

 

令和4年7月1日改正の電気通信事業法について
2022年7月1日以降の通信回線契約において、月額料金1ヶ月分を超える違約金の請求はできなくなりました。
これにより、ほとんどのWiMAXプロバイダーが契約期間の縛りなしプランを新設、最低利用期間を設けている事業者でも大幅に違約金が減額されています。
2022年6月30日以前に契約をされた方は適用外となりますのでご注意ください。

Broad WiMAX

Broad WiMAX

おすすめポイント

  • データ容量上限なし
  • WiMAXプロバイダーでの中でも安価な月額料金
  • 契約期間の縛りなし
  • サービスエリアが広い
  • auかUQスマホ利用者は割引有り

学割・引越しキャンペーン中!初月無料 、半年間 671円(税込)を月額料金から割引
18歳~25歳の学生の方か親御様名義の契約、または、申込み日含む3カ月以内に引っ越しをされた全ての方が対象

Broad WiMAXは高額キャッシュバックはありませんが、その分月額料金が安価に設定されています。

キャッシュバックには面倒な手続きも多いため、毎月の利用料金を確実に安くしたい人におすすめのプロバイダーです。

通信品質はWiMAX2+とau 4G・5Gの高速通信で、安定していてエリアも広いです。

また、サポート体制やサービス面も充実していて、端末は平日13時までの申込みで即日発送、豊富な料金プラン、おトクな特典が盛り沢山です。

他社から乗り換えの場合は違約金を最大19,000円まで肩代わりしてくれます。

GMO とくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB

おすすめポイント

  • 高額キャッシュバック有り
  • オリコン顧客満足度2年連続1位
  • データ容量上限なし
  • 充実したオプションサービス
  • 申し込んだその日に発送

GMOインターネットの取り扱うWiMAX(とくとくBB)の最大の魅力は、なんと言っても高額のキャッシュバックです。

月額利用料金は若干高めの設定ですが、利用開始から12ヶ月目に高額キャッシュバックを受け取ることができます。

運営会社は実績20年以上のインターネットプロバイダーで、端末保証やインターネットセキュリティなどのオプションサービスも充実しています。

平日15時半、土日祝日14時までの申し込みで端末は即日発送。到着後すぐに利用可能です。

BIGLOBE WiMAX

おすすめポイント

  • WiMAX運営のKDDIグループ企業
  • 契約期間の縛りなし
  • SIMのみの契約もできる
  • 口座振替での支払いにも対応
  • 初月の利用料金は0円

BIGLOBEのWiMAXは契約期間の縛りなしで、端末を既にお持ちの方はSIMのみの契約も可能です。

月額料金1,166円〜4,928円のギガ放題プラス1択で、ご利用には端末を購入する必要があります。

口座振替での支払いにも対応(月額料金にプラス220円上乗せ)しているため、クレカがなくても利用可能です。

スマホがauかUQモバイルの方は、auスマートバリュー、UQ自宅セット割の割引制度も使えます。

  • この記事を書いた人

トミー

通信業界19年目。現役バリバリの移動体通信エンジニア・Webライターです。 モバイル通信や光回線、IPネットワークの他に、海外の通信事情などにも詳しいです。 当サイトの記事を全て執筆、作図や動画編集も含め、外注に頼る事なく全て一人で行っています。 このサイトでは、最高のインターネット環境に出会うための、お手伝いをしたいと思っています。総務省認定:第一級陸上特殊無線技士 » 著者プロフィール詳細

-プロバイダー
-, , ,