トリプルキャリアの回線利用、業界最安級の月額料金、30日間1,100円でお試しできる、コスパに優れたモバイルWiFiをレビューします!

この記事でわかる事
- 料金やサービス内容の特徴
- Mugen WiFiの口コミ・評判調査結果
- デメリットと注意が必要なポイント
- 実際に使ってみたプロの評価 など
Mugen WiFiとは?特徴と基本スペックを解説

Mugen WiFiの基本スペック | |
契約期間 | 2年 |
事務手数料 | 3,300円 |
支払い方法 | クレジットカード |
2年間縛りなしオプション | 660円(月額) |
低速補償オプション | 440円(月額) 回線が低速になった場合に以下の補償を受けることが可能。 ・解約費用および返却送料全額無償 ・解約月の月額費用の全額の返金 |
MUGEN補償オプション (端末故障紛失補償) | 550〜660円(月額) |
契約違約金 | 0〜12ヶ月目:9,900円 13〜24ヶ月目:5,500円 25ヶ月目以降:0円 |
サービスエリア | SoftBank、docomo、au、3キャリアのサービスエリア |
通信容量 | 100GB/月 |
運営会社 | 株式会社FREEDiVE |
端末のラインナップ

Mugen WiFiの端末情報 | |
端末 | U3 |
月額料金 | 3,438円(税込) |
ケーブル端子 | USB Type-C |
充電容量 | 3000mAh |
機能 | なし |
通信速度 (上り最大) | 50Mbps |
通信速度 (下り最大) | 150Mbps |
同時接続台数 | 10台 |
対応WiFi通信規格 | IEEE802.11b/g/n |
連続使用可能時間 | 12時間 |
製造元 | GlocalMe(uCloudlink) |
業界最安級のコスパ
月額料金は3,438円(税込)で、au・docomo・SoftBankの3キャリアを利用するクラウドWiFiの中でも、安価な料金を実現しています。
また、海外利用料も安く世界134カ国で利用可能です。(どれだけ使っても1日ごとの定額制)
エリア | アジア・ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア | 中東・アフリカ・南米 |
料金 | 1,200円/1日 | 1,600円/1日 |
面倒な手続きは不要で、端末をそのまま海外に持っていくだけで使えます。
通信容量は1日1GBの容量で、容量を超過すると384Kbpsに速度制限があります。
課金ルールは、日本時間で0:00〜23:59が1日となり、1日単位で課金されます。(利用がない日は課金されません)

エリアが広く繋がりやすい
Mugen WiFiは、SoftBank・au・docomo、3キャリアの4G LTE回線を自動選択して通信する、クラウドSIM(WiFi)テクノロジーを使用しています。
現在の居場所をローミングネットワーク経由でSIMサーバーに通知し、都度最適な回線で通信するような仕組みになっています。
そのため、エリアが広く繋がりやすいという特徴があります。
繋がりやすさの面で重要な「LTEプラチナバンド」も使用するので、地下鉄や田舎などでも比較的繋がりやすいというメリットがあります。
基本的にSoftBank回線に繋がることが多いので、エリアが心配な方はSoftBankのサービス提供エリアマップを確認してみましょう。
auサービス提供エリア
docomoサービス提供エリアマップ
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クラウドSIMの仕組みをプロが徹底解説!メリット・デメリットは?
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100GBの大容量で安心
月のデータ容量が100GBのため、容量の大きなアプリや動画も、容量を気にすることなくダウンロード出来ます。
WiMAXやY!mobileは短期間に大容量の通信をした場合には、緩やかな速度制限が一日だけあります。
WiMAXやY!mobileとはサービスや通信方式が全く異なりますが、通信容量という面だけにフォーカスを当てると、使い放題はとてもメリットが大きいです。
容量を気にする事なくネットを使いたいという事を1番に求める人にはピッタリのサービスです。
通信キャリア | 通信制限の内容 |
MUgen WiFi | 100GBを超えると当月内は128Kbpsに制限 |
WiMAX | 一定期間内に大量のデータ通信をすると、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
Y!mobile (Pocket WiFi プラン2 他) | 3日間で10GBを超えた日(18時〜翌1時)に1Mbpsに制限される |
縛り期間は2年
契約期間は2年間で、24ヶ月目以降であれば、いつ解約したとしても違約金が発生する事はありません。
さらに、2年間使えば端末の返却義務もありません。

Mugen wifiの縛り期間は2年
一般的には、更新月以外の解約では違約金が発生する事が普通ですが、24ヶ月以降は違約金なしでいつでも解約できるのは嬉しいです。
更新月のでの解約タイミングを逃して、違約金を支払うというリスクがありません。
30日間1,100円でお試しできる
Mugen WiFiには「30日おためし全額返金保証」という制度があります。
30日間使ってみて、納得行かなかった場合には違約金も利用料金も無しで解約できるというサービスです。
契約時に支払う事務手数料の3,300円も返還されますが、返金事務手数料の1,100円だけは掛かります。
通常、通信の契約には消費者保護の観点から「初期解約制度」というルールが電気通信事業法で定められています。
契約から8日以内であれば、自由にサービスの解約ができるというクーリングオフのような制度です。
この初期解約制度では、通常事務手数料が返還される事はありません。
この点を考えても「まずは沢山の人に使って欲しい」という運営側の思いを感じる、太っ腹なサービスです。

端末は当日発送で届くのが早い
当日のAM8:00までの申し込みで、端末は当日発送されます。
夜中に申し込みをしても、翌営業日には端末発送してくれるので2、3日で端末は手元に届きます。
MugenWiFiは販売店舗を持たないサービスのため、当日に店舗受け取りをするといった事はできませんが、何日も待たされるという事はありません。
端末発送サイクル
平日AM12:00に発送締め切り
平日PM18:00前後に発送
※祝日と年末年始は休業
端末の在庫状況にもよりますのでホームページで最新の在庫状況を確認してください。
Mugen WiFiの口コミ・評判は?調査してみた結果まとめ
Mugen WiFiの口コミ・評判をSNSでチェックしてみましたので、ピックアップしてご紹介します。

それでは確認してみましょう。
料金に対する口コミ・評判は良い

類似するクラウドWiFサービスだけに留まらず、モバイルWi-Fiの中でも格安級の月額料金なので、料金に対する評判ポジティブなコメントが多いです。
mugen wifiの存在知って、爆速にプログラミング上達する構築を描けたので就寝しようかな。
しかもmugen君使えば、クソ安いSIMフリーにして使用すれば8000円くらいケータイ代浮きそう#mugenwifi#プログラミング#節約— すーさん (@GH8bi) 2020年2月9日
本日よりポケットwifiになった訳ですが今のところストレスなく使えてます。
SoftBank Air → mugen wifiで月額1500円ほど安くなった上、出先でもwifi使えるのでlineモバイルの料金プランも下がって全体で月2500〜3000円くらいは節約出来るのではないでしょうか。まだまだ削ります。
— recycle_talkie (@recycle_talkie) 2020年1月12日
速度に関する口コミ・評判は賛否両論

モバイルWi−Fi全般に言える事ですが、使用する場所や時間帯(回線の混雑状況)によっても大きく左右されます。
ですので、ご自身の生活環境ではどうなのか?というのは、実際に使用してみないと分からない部分もあります。
Mugen WiFi
田園都市線での通信めちゃくちゃ遅い
3日間大体同じ感じだったので解約した。— YU-YU (@alfsgm) 2020年1月28日
MugenWifi遅いとか言われてるが、東京では全く問題ないし一日中Netflix見てる
— 腐れ元ホスト 筋トレ増量中 (@gadam00_taiyo) 2020年1月26日
Mugen WiFiは「30日間お試し体験制度」で気軽に通信速度を確認することができます。
お試しで利用してみるのも良いと思います。
僕が速度を測定してみた結果は、こちらにまとめてあります。
エリアに関する口コミ・評判も意見が分かれる

田舎や地下鉄でも繋がり安定すると言った口コミや、調子が良い時は良く繋がるが、繋がらなくなると端末を再起動する必要がある等々
やはり使用する場所や時間帯などによることが大きいのが分かりました。
mugenwifi、全然速いな。
wimaxより安定してるし、変えてよかったな。
田舎では大正解かもしれません。— Vガミ (@Vgami) 2020年1月13日
1日使ってみた感想
・調子いいときは調子いい
・電池は12時間以上持つ
・ビルの上層階は遅い
・電車も混んでると繋がりにくい
・東京トンネルはほぼ繋がらない
・ビルで1フロア上り下りすると再起動しないと繋がらなくなるまーデメリットは他のクラウドwifiも似たようなもんでしょう#mugenwifi
— よっけ⊿ (@yocke46) 2019年12月9日
ちなみに僕は1ヶ月間地下鉄で使用していましたが、走行中もSoftBankの電波で使用できていました。
SoftBankの4G LTEは地下鉄駅間のトンネル対策もしっかりされているためです。
Mugen WiFiのデメリットと注意点

Mugen WiFiのデメリットと注意点
- サポートが充実していない
- 初月の料金が日割り計算ではない
- 30日お試し制度の注意点
サポートが充実していない
Mugen WiFiは、サポートや事務関係の運営コストを徹底的に削って、月額料金を安価に設定しています。
この事実は、運営側もしっかりと明言しています。
実際に使用してみると分かりますが、端末発送通知のメールが届かなかったり、契約関係のペーパーが端末に同梱されていなかったり等々、本当に削除できるコストをカットしています。
これで月額料金が安くなるのならばユーザーにとっては嬉しいですが、手厚いサポートやサービスを求める人には向かないプロバイダーです。
ある程度自分で調べて解決できる人には、料金も安くおすすめできます。

このような背景が有るという事を、後で知り納得しました。
初月の料金が日割り計算ではない

画像出典:Mugen WiFi 公式サイト
契約月の利用料金が日割り計算ではない点に注意が必要です。
月末近くに契約した場合、ほとんど使用していないのにもかかわらず、1ヶ月分の料金が丸々掛かってしまいます。
利用開始が翌月1日からで良いという人は、「次月発送」を利用すれば、端末を翌月1日に自動配送してくれます。
契約月には事務手数料の3,300円だけ発生し、翌月から利用料金が課金されるという仕組みです。
月末近くに契約する場合で、それほどお急ぎでない場合には、場合必ず「次月発送」を選択するようにしましょう。
30日間お試し制度の注意点
30日で解約する場合は、申し込みから30日以内フォームから自発的に連絡し解約手続きを行います。
解約手続きの流れは以下です。
解約の流れ
- フォームから30日間お試し制度終了の旨を連絡する
- 折り返しメールで解約手続きのURLが送られてくる
- 記載されたURLにアクセスし、解約手続きを行う
- 申し込み日から起算して30日以内に端末を返送する

ここに注意
- 30日で解約する場合はフォームから自発的に連絡が必要
- 申し込み日から、30日以内に返送の発送が必要
- 50GB以上利用している場合は9,900円の解約金が発生
- 海外での利用が有る場合はデイリー利用料金が発生
- 端末返送に掛かる送料は契約者の負担
- 端末や添付品(箱・説明書・ケーブルなど)に破損や欠損(紛失)がある場合、追加費用2,2000円が発生

Mugen WiFiの申込方法と解約方法

Mugen WiFiのサイトにアクセスして「30日間お試しで体験してみる」から申し込みをします。
申し込みの流れ
- 契約者情報を入力する
- オプションを選択する
- カード情報入力
- 申し込み内容の確認
- 申し込み完了!

画像出典:Mugen WiFi公式サイト

画像出典:Mugen WiFi公式サイト


画像出典:Mugen WiFi公式サイト

9問全てに回答したら端末発送準備に入ります。
届いた端末を開封してみた



徹底的にコストを削減している感じです(良い意味で)

U2sの端末は以下でも詳しくレビューしています。
※現在、MUGEN格安プランは、後継機種のU3に変更になっています。
U3のレビューはコチラからどうぞ。
-
【Glocal MeのWiFiルーター】U3のスペックを徹底解説!U2sとの違いは?
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-
GlocalMeのWiFiルーターU2s/D1をレビュー!どんなときも使える!?
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外箱裏面


端末裏面
端末の裏面にSSIDとパスワードが貼り付けられてますので、スマホやPCなどの接続機器側でSSIDを選択して接続します。

端末表面

Mugen WiFiのデータ容量確認画面
Mugen WiFiでネット接続した状態で、ブラウザから「192.168.43.1」にアクセスすると、管理画面にアクセス出来ます。
管理画面ではデータ利用料の合計が確認出来ます。

おすすめ【Glocal MeのWiFiルーター】U3のスペックを徹底解説!U2sとの違いは?
解約方法と連絡先
解約方法は、お問い合わせフォームから連絡をして、カスタマーセンターからの折り返しの連絡を待ちます。
折り返し解約手続きに関する案内があります。
お問い合わせには「契約番号」が必要になりますが、契約時に届くメールに記載されている「決済番号」が契約番号になります。
Mugen WiFiの連絡先
Mugen WiFi カスタマーセンター
【最後に】Mugen WiFiレビューまとめ
トミー編集長の総評
Mugen WiFiを使ってみた僕の感想は、コスパの面では類似するサービスの中で最も料金が安くおすすめできます。
ただし、料金は安いけど現時点では速度に若干の不安が残る感じがしました。
使用している端末のスペックも要因がありますが、同じ端末を使用していても契約する会社によって通信品質は異なります。
理由はWiFi提供会社と、クラウドSIM運用会社との契約内容が会社毎に違うためです。(具体的にはSIMサーバーに保有されているSIMカードの枚数や種類が会社ごとに異なります。)
もし悩んでいるのであれば、30日間は1,100円でお試し可能なので、「百聞は一見にしかずと言うように」実際に使ってみて体感してみると良いと思います(^^)
Mugen WiFiの特徴
- au・docomo・SoftBank、3キャリアの回線を利用するクラウドWi-Fi
- 現時点で類似するサービスの中で最安の月額料金
- 契約する端末によってプラン(月額料金)が異なる
- アドバンスプランは他端末への電源供給や、翻訳アプリが使えるG4端末を使用
- 30日間使用してみて納得行かない場合には、違約金なしで解約可能(1,100円の事務手数料のみ)
注意点
- 契約月の料金が日割りではない
- 運営コストを抑えて月額料金に還元しているため、サポートはそこまで充実していない
- 30日間のお試しを終了する場合は自己申告が必要