
一番お得で快適なモバイルWi-Fiは結局どれなんですかね?

この記事では、今一番おすすめのモバイルWi-Fiと、比較に必要なポイントを整理して分かりやすくお届けしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめモバイルWi-Fi
データ容量無制限・使えるエリアが広い・高速5G対応
» WiMAX+5G
最大3,278円の課金でデータ容量無制限。ライトユーザーにおすすめ
» Rakuten WiFi Pocket
携帯3キャリアの4G電波を自動選択。使えるエリアが広い
» Mugen WiFi
この記事で分かること
- 現役通信技術者が選ぶおすすめモバイルWi-Fiランキング
- ケース別おすすめモバイルWi-Fi
- モバイルWi-Fiの種類と通信規格の特徴
- 失敗しないモバイルWi-Fiの選び方 など
おすすめ【徹底比較】現役通信技術者が選ぶWiMAXおすすめプロバイダーランキング
プロが選ぶ最新モバイルWi-Fiおすすめランキング

現在は5Gが使える機種やプランを選ぶ事をおすすめします。
中でもWiMAXの5G対応プラン「WiMAX+5G」を最もおすすめしたいです。
ちなみに、これは僕の個人的な評価ですが、ランキング根拠についてはこちらからどうぞ。
ランキングの基準については、こちらのコンテンツポリシーのページをご確認ください。
WiMAX+5Gの特徴
- モバイルブロードバンド通信に特化したWiMAXに加え、auの4G・5G回線もオプション料金なしで利用可能
- 一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合が有るが、データ容量は無制限
- 高性能な端末が比較的手頃な値段で入手可能
- 5Gが使えるのに料金が安価
現在、大手通信会社各社では通信基地局の無線システムを、4G用から5G用に切り替える作業が急ピッチで進められています。(NR化と言います)
将来的に4Gの通信可能エリアや、通信速度は先細りとなります。
そのため、通信品質の面において5G回線を選択する事は合理的な判断です。
この事を念頭に置いて本記事をお読み頂ければ幸いです。
おすすめモバイルWi-Fiランキング | |||||||
利用回線 | 通信規格 | 最大通信速度 | データ容量 | 料金 | 端末 | 契約期間 | |
1位 Broad WiMAX 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 2.7Gbps 上り 183Mbps | 無制限 | 1,397円 〜 4,950円 | 購入 | なし 2年 |
2位 とくとくBB WiMAX 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 4.2Gbps 上り 286Mbps | 無制限 | 1,089円 〜 4,444円 | 購入 | なし |
3位 BIGLOBE WiMAX 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 2.7Gbps 上り 183Mbps | 無制限 | 3,267円 〜 4,928円 | 購入 | なし |
4位 楽天モバイル | Rakuten au(一部) | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 無制限 | 1,078円 〜 3,278円 | 購入 | なし |
5位 Mugen WiFi クラウドSIM | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mps 上り 50Mbps | 100GB | 3,438円 | レンタル | 2年 |
※表示価格は税込です。最大通信速度は機種により異なります。
ランキング根拠
前述しました5G回線にプラスして、4Gのバンド42(3.4/3.5GHz)、バンド41(2.5GHz)を使える通信キャリアを選ぶ事が高速通信のカギとなります。
バンド42、バンド41は高速大容量の通信を担う、TD-LTE(TDD-LTEとも言う)もしくはTD-LTE互換の通信方式を採用しています。
「5G + バンド42 + バンド41」
この組み合わせを使えるのは、KDDIグループ(WiMAX / au)と、ソフトバンクモバイル(SoftBank / Y!mobile)だけです。
ソフトバンクと比較するとKDDIグループの方がバンド42、バンド41に力を入れているため、この結果とさせて頂きました。
実際に、総務省から割り当てられてるバンド41の帯域幅(データの通り道)は、KDDIグループが50MHz幅、ソフトバンクモバイルが30MHz幅です。
さらに、料金面も考慮すると比較的安価なMVNOをおすすめ致します。
※MVNOとはMobile Virtual Network Operatorの略称で、大手移動体通信事業者(MNO)から通信インフラの一部を借用して運用している通信事業者のことです。
1.Broad WiMAX

画像出典:Broad WiMAX公式サイト
おすすめポイント
- 料金:
- 速度:
- エリア:
- 周辺サービス:
- 縛り期間:
Broad WiMAXの特徴
Broad WiMAXは、周辺サービスが最も充実しているWiMAXプロバイダーです。
他社インターネット回線からの乗り換えの方は、最大19,000円までの違約金負担サポートを行っています。
さらに、auもしくはUQスマホの指定プランを利用している方にはスマホセット割引があります。
WiMAXなら、WiMAX・au 4G・5Gのネットワークが利用でき、高速で使えるエリア広いうえに、お得に利用できるためモバイルWi-Fiの中でも最もおすすめです。
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18歳~25歳の学生の方か親御様名義の契約、または、申込み日含む3カ月以内に引っ越しをされた全ての方が対象
利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 1,397〜4,950円(プランにより異なる) |
端末 | 購入が必要(一括・分割) |
契約期間 | 縛りなし・2年 |
運営会社 | 株式会社リンクライフ |
参考【Broad WiMAXレビュー】みんなの評判・口コミは?実際に使って検証してみた!
2.GMOとくとくBB WiMAX

画像出典:GMOとくとくBB 公式サイト
おすすめポイント
- 料金:
- 速度:
- エリア:
- 周辺サービス:
- 縛り期間:
GMOとくとくBB WiMAXの特徴
GMOとくとくBB WiMAXは、WiMAX史上最高額のキャッシュバックを実施しているWiMAXプロバイダーです。
オリコンの顧客満足度調査では、2年連続で1位を獲得しており、多くの利用者から高い支持を得ています。
GMOとくとくBB WiMAXは、5Gの高速通信に加え、キャッシュバックのお得感や高い顧客満足度で、モバイルWi-Fiを検討するなら候補に入れたい1社です。
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利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | ■WiMAX+5G SAプラン 1,089円(最大割引適用時)〜4,334円 ■WiMAX+5Gプラン 1,474円(最大割引適用時)〜4,444円 |
端末 | 購入が必要(分割) |
契約期間 | 縛りなし |
運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
参考GMOとくとくBB WiMAXの口コミ・評判は?メリット・デメリットも解説
3.BIGLOBE WiMAX

画像出典:BIGLOBE 公式サイト
おすすめポイント
- 料金:
- 速度:
- エリア:
- 周辺サービス:
- 縛り期間:
BIGLOBE WiMAXの特徴
BIGLOBE WiMAXは、インターネットサービスプロバイダーとして四半世紀以上の歴史ある、ビッグローブが運営するWiMAXプロバイダーです。
KDDIグループ企業のため、5G対応のWiMAXルーター本体を既にお持ちの方は、SIMカードのみの契約も可能です。
クレジットカードを持っていなくても口座振替払いで支払いができ、初月の利用料金が0円となるキャンペーンを実施中です。
高速な通信速度を求める方や、口座振替で使えるWiMAXプロバイダーを探している方には、BIGLOBE WiMAXをおすすめします。
こんな使い方もできる
回線契約を疑似的に休止することができます
端末セットで申し込んで一定期間使用しない場合、一旦解約します。(解約時に端末分割払いの残債がある場合は精算が必要です。)
再び必要になった場合は、SIMのみの申し込みをして利用を再開することができます。(再開時には、事務手数料3,300円がかかります。)
\安定のKDDIグループ企業!/
利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 3,267円〜4,928円 |
端末 | 購入が必要 (クレジットカード払いの方のみ分割払可) |
契約期間 | 縛りなし |
運営会社 | ビッグローブ株式会社 |
参考BIGLOBE WiMAXの特徴を解説!評判やメリット・デメリットも知っておこう!
4.楽天モバイル

画像出典:楽天モバイル 公式サイト
おすすめポイント
- 料金:
- 速度:
- エリア:
- 周辺サービス:
- 縛り期間:
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルは、使いやすさとコストパフォーマンスに優れたモバイルW-Fiを提供しています。
現在取り扱いの機種が4G通信のみの対応しているため、通信速度をよりもコストパを重視するライトユーザー向けです。
データ使用量に応じた段階的な課金タイプで、毎月1GBまでは1,078円で利用でき、月々の料金も抑えられます。(月額最大3,278円)
契約事務手数料も無料で、契約期間の縛りもありません。
こんな使い方もできる
5G対応のSIMカードを有効活用
楽天のモバイルWi-Fiは、現在4G対応機種のみの取り扱いですが、同梱されているSIMカードが5Gに対応しています。
お持ちのスマートフォンが5Gに対応していれば、楽天のSIMカードに差し替えてテザリング機能を使い、普段使っているスマホを5G対応のルーターとして擬似的に使用する事もできます。

5G対応のSIMカードを有効活用
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利用回線 | Rakuten・au(一部) |
通信規格 | 4G LTE |
最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps ※ 公平なサービスのため、速度制限の場合あり |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 1,078円〜3,278円 |
端末 | 購入が必要(一括) |
契約期間 | 縛りなし |
運営会社 | 楽天モバイル株式会社 |
参考【Rakuten WiFi Pocket】楽天のモバイルWiFiをプロがレビュー!メリット・デメリットは?
5.Mugen WiFi

画像出典:Mugen WiFi 公式サイト
おすすめポイント
- 料金:
- 速度:
- エリア:
- 周辺サービス:
- 縛り期間:
Mugen WiFiの特徴
Mugen WiFiは、マルチキャリア対応(au・docmo・softbankの回線を自動選択)で、繋がりやすいモバイルWi-Fiです。
データ使用量は100GB/月で、4G回線のみの利用のため、通信速度よりも繋がりやすさやコスパを求める方におすすめです。
また、Mugen WiFiでは、30日間無料お試し制度を導入しており、気軽に利用を始めることもできます。
さらに、土日祝日でも即日発送してくれるため、すぐに利用したい方にもおすすめです。
\30日間無料でお試しできる/
利用回線 | SoftBank・au・docomo |
通信規格 | 4G LTE |
最大通信速度 | 下り:150Mps 上り:50Mbps |
データ容量 | 100GB/月 |
料金 | 3,438円 |
端末 | レンタル |
契約期間 | 2年 |
運営会社 | 株式会社FREEDiVE |
参考【Mugen WiFi】実際に使用してみたレビュー!口コミ・評判も調査してみた
【徹底比較】主要モバイルWi-Fi提供事業者一覧(18社)

表が見切れてる場合は、横にスワイプできます。
主要モバイルWi-Fi比較表 | |||||||
利用回線 | 通信規格 | 最大通信速度 | データ容量 | 料金 | 端末 | 契約期間 | |
UQ WiMAX 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 2.7Gbps 上り 183Mbps | 無制限 | 4,268円 〜 4,950円 | 購入 | なし |
au 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 4.1Gbps 上り 481Mbps | 無制限 | 4,721円 〜 5,458円 | 購入 | なし |
カシモWiMAX 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 2.7Gbps 上り 183Mbps | 無制限 | 1,408円 〜 4,378円 | 購入 | なし |
Vision WiMAX 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 2.7Gbps 上り 183Mbps | 無制限 | 4,103円 〜 4,785円 | 購入 | なし |
ZEUS WiMAX 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 2.7Gbps 上り 183Mbps | 無制限 | 1,474円 〜 4,818円 | 購入 | なし 3年 |
ASAHIネット WiMAX 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 2.7Gbps 上り 183Mbps | 無制限 | 4,928円 | 購入 | なし |
5G CONNECT 5G対応 | UQ au | WiMAX 5G 4G LTE | 下り 2.7Gbps 上り 183Mbps | 無制限 | 4,950円 | レンタル | 3ヶ月 |
SoftBank 5G対応 | SoftBank Y!mobile | 5G 4G LTE AXGP | 下り 3.0Gbps 上り 298Mbps | 50GB | 5,280円 | 購入 | なし |
Y!mobile 5G対応 | Y!mobile SoftBank | AXGP 5G 4G LTE | 下り 2.4Gbps 上り 838Mbps | 無制限 | 4,818円 | 購入 | なし |
docomo 5G対応 | docomo | 5G 4G LTE | 下り 4.2Gbps 上り 480Mbps | 無制限 | 7,315円 | 購入 | なし |
縛られないWiFi | UQ au | 4G LTE | 下り 1.2Gbps 上り 75Mbps | 無制限 30GB 50GB | 2,970円 〜 4,620円 | レンタル | なし 2ヶ月 1年 |
どこよりもWiFi | docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 100GB | 3,058円 | レンタル | 2年 |
ChargeSPOT Wi-Fi クラウドSIM | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 100GB | 3,608円 | レンタル | 2年 |
FUJI WiFi クラウドSIM | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 30GB 50GB 100GB 200GB | 2,280円 〜 4,980円 | レンタル | なし 6ヶ月 |
ZEUS WiFi クラウドSIM | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 20GB 40GB 100GB | 2,178円 〜 4,268円 | レンタル | なし 2年 |
THE WiFi クラウドSIM | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mps 上り 50Mbps | 100GB | 1,298円 〜 3,960円 | レンタル | 2年 |
Mugen WiFi クラウドSIM | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mps 上り 50Mbps | 100GB | 3,438円 | レンタル | 2年 |
AiR-WiFi クラウドSIM | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 100GB | 3,278円 〜 3,377円 | レンタル | 1年 |
E-!WiFi クラウドSIM | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 100GB | 3,718円 | レンタル | 2年 |
※表示価格は税込です。最大通信速度は機種により異なります。
そもそもモバイルWi-Fiとは?仕組みはどうなってるの?
モバイルWi-Fiとは、持ち運びできるタイプのWi-Fiルーターのことを指します。
世間一般的に「ポケットWi-Fi」という呼び方で認識されている事が多いですが、厳密に言うと「ポケットWi-Fi」は、ソフトバンクが商標権を獲得していて、同社の扱う商品名称のみを指します。
モバイルWi-Fi本体と、スマホ・PC・ゲーム機などの接続機器間を、Wi-Fi電波(無線LAN)で接続してインターネット利用をします。

モバイルWi-Fiの通信フロー
スマホ(携帯)が通信できる仕組みと同じで、モバイルWi-Fiは最寄り通信基地局からの電波を介して通信をします。
利用するにはモバイルWi-Fi(Wi-Fiルーター)本体の他に、回線提供事業者(プロバイダー)との利用契約が必要です。

また、5Gが登場したことにより、ご自宅での光回線の代替手段として検討を始める人も増えています。
参考モバイルWiFiの仕組みと基本機能を簡単解説!どうして繋がるの?
完全無制限のモバイルWi-Fiは、ほぼ存在しない
データ容量無制限のモバイルWi-Fiでも、速度制限や使用場所を限定するなど何かしらのルールが各社で設けられています。
データ容量という意味では無制限ですが、光回線のように完全無制限で使用できる訳ではありません。
なぜ速度制限が必要なのか?
基地局と端末間の電波は、基地局周辺のユーザーで共有しています。
一部のユーザーが大量のデータ通信を行うと、帯域を圧迫する事になり他のユーザーの通信に影響を与えてしまいます。
同じWi-Fiルーターに接続する機器(PCやスマホなど)の台数を増やすほど、速度やレイテンシーなどの通信品質が落ちる理屈と同じです。
公平で安定した通信を提供するために、モバイル通信の世界ではこのような制限を必ず行う必要があります。

モバイルWi-Fiのサービス提供型は大きく2種類

複数キャリアの回線が一本の契約で利用できるため、こちらにも注目が集まっています。
通信キャリアのSIMを使用 | |
メリット | ・最新の端末が毎年リリースされる ・安定した高い通信品質 |
デメリット | ・利用料金は比較的高め |
クラウドSIMによるマルチキャリア対応 | |
メリット | ・複数キャリアの回線を使える ・料金は比較的安価な事が多い |
デメリット | ・月に使用できるデータ容量は制限されている事がほとんど ・通信速度はそこまで速くない |


通信キャリアのSIMを使用するタイプ

日本国内のモバイル通信ブランド
契約した通信キャリアのSIMカードを端末に挿して使用します。
国内では、docomo・au・SoftBank・楽天・UQ・Y!mobileの6ブランドが総務省から電波の免許を与えられています。(現在、Y!mobileはソフトバンクモバイルと合併、UQはKDDIのグループ会社)
また、MNOと呼ばれる上記6ブランドと、MNOの回線を借りてサービスを運用しているMVNOという事業者もあります。
毎年、春頃の商戦時期に合わせて新機種の端末がリリースされ、通信速度は毎年アップします。
クラウドSIM技術を採用しているタイプ

クラウドSIMのイメージ
クラウドSIMは端末側にSIMカードは搭載せず、SIMサーバー側に保有されているSIMカードを自動選択し、都度使用する回線を決定します。
中国のuCloudlink社が開発したプラットフォームを使用するため、現時点で端末は全てuCloudlink社の端末もしくは、OEM製品を使用する事になります。
複数キャリアの電波を自動選択で使える場合が多い、海外でも使える等メリットが多くある一方で、データ容量は100GB/月など制限されている事がほとんどです。
クラウドSIMを使用した5G対応端末は、まだ日本ではあまり流通していません。

参考記事クラウドSIMの仕組みをプロが徹底解説!メリット・デメリットは?
モバイルWi-Fiの選び方と重要な比較ポイント

サービス提供エリアや、端末の性能も快適な通信環境を手に入れるために重要な確認ポイントです。
ここを確認
- 繋がりやすさはどうか?
- データ容量は問題ないか?
- 端末の性能は問題ないか?
事前知識1:利用料金はLTVと深く関係あり
LTVとはLife Time Value(顧客生涯価値)と言い、一人のお客さんが取引期間にもたらす総収益の事です。
ユーザー側からすれば、安くて・無制限で・契約縛り期間もなく・高速なモバイルWi-Fiが欲しいと思うところですが、サービス提供側の企業からすると、全てに応えるのは現実的ではありません。
企業は利益を安定的に保つために、このLTVを一定の水準以上にしたいと考えています。
通信だけに限らず、世の中の事業会社は全てこの図式でサービス設計をしています。
運用コストは、回線使用料や広告宣伝費などになるので、あまり削れる物でもありませんし購入頻度も通信契約では基本は1回です。
LTV調整の一例
- 取引期間(契約期間)の縛りを短くするなら 顧客単価(利用料金)を上げて調整する
- 取引期間(契約期間)の縛りを長くするなら 顧客単価(利用料金)を下げて調整する
- 端末を安価で提供する代わりに(顧客単価が下がる)、契約縛り期間(取引期間)を長くする
というように調整をしてバランスを取っています。
あちら立てればこちら立たず的な状況はこのためです。

つまり、以下の比較ポイントを押さえる事で、ユーザーにとって良い通信サービスを見極める事ができます。
LTVを調整する具体的要素(一例)
- 契約縛り期間(取引期間)
- 端末提供価格(顧客単価)
- 契約事務手数料無料(顧客単価)
- その他独自サービス(顧客単価)
- 契約期間満了前の解約違約金(取引期間の保証)など
事前知識2:WAN側とLAN側の違いを知ろう

ネットワークの区分
WAN & LAN
WAN側とは(Wide Area NetWork)
Wi-Fiルーターから見て基地局側方向のネットワークのこと
LAN側とは(Local Area NetWork)
Wi-Fiルーターと様々なデバイスを接続する下位側のネットワークのこと
WAN側(Wide Area NetWork)
使用できるエリアや繋がりやすさ、通信速度に直接影響する。

詳しくは後述します。
チェックポイント
- 通信会社やルーターが使用できる電波の周波数
- 通信会社が保有している基地局の数や場所 など
通信会社が使用できる電波の周波数 | ||||||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
700MHz | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー | ー |
800MHz | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー | ー | ー |
900MHz | ー | ー | ●利用可 | ー | ー | ー |
1.5GHz | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー | ー |
1.7GHz | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー |
2GHz | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー | ー |
2.3GHz | ●利用可 | ー | ー | ー | ー | ー |
2.5GHz | ー | ー | ー | ー | ●利用可 | ●利用可 |
3.4GHz | ー | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー | ー |
3.5GHz | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー | ー |
3.7/4.5GHz | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー |
28GHz | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ●利用可 | ー | ー |
LAN側とは(Local Area NetWork)
使用するWi-Fiルーターのスペックに依存し、通信速度やセキュリティに影響する。

チェックポイント
- 対応Wi-Fi通信規格や接続やできるデバイスの数
- Wi-Fiの暗号化セキュリティ規格
- 無線LAN(Wi-Fi) の他に有線LANが使用できるか など
Wi-Fi通信規格 | 利用可能周波数 | 最大通信速度 |
IEEE802.11ax (WiFi6) | 2.4 / 5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ac (WiFi5) | 5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11n (WiFi4) | 2.4 / 5GHz | 600Mbps |
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps |
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps |
繋がりやすさはどうか?

画像出典:SoftBank公式サイト
繋がりやすさは、基地局数や、使用できる電波の周波数等が重要になりますが、ご自身の生活圏がサービス提供エリアになっているかを確認する必要があります。
サービス提供エリアは、各通信キャリアの公式サイトで地図形式で確認できるようになっています。

使えるエリアを確認

-
WiMAX以外のモバイルWi-Fiでおすすめは?4つのポイントを論理的に分析
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データ容量は問題ないか?
契約したデータ容量を超過すると、当月内は128kbpsの速度に通信制限が掛かります。
128kbpsの通信速度では、ほぼネット利用は不可能なので、ご自身がどれだけのデータ容量を使うかを事前に確認しておくと良いでしょう。
特に動画やSNSなどを多く利用される方は、データ容量はなるべく無制限であることが望ましいです。
使用頻度が少ない方や、全く使わない月があるという方は、契約容量を下げて安く使うという事も検討してみましょう。

目安として参考にしてみてください。
YouTube動画の1時間あたりのデータ消費量 | ||
動画品質 | 推奨回線速度 | データ消費量 (1時間あたり) |
4K | 20Mbps | 約9GB |
HD 1080p | 5Mbps | 約2.3GB |
HD 720p | 2.5Mbps | 約1.1GB |
SD 480p | 1.1Mbps | 約495MB |
SD 360p | 0.7Mbps | 約315MB |
出典:YouTubeシステム要件 より
端末の性能は問題ないか?

画像出典:docomo公式サイト
メーカーやプロバイダーが発表している端末の最大通信速度は理論値で、実際の通信速度は5分の1以下と考えておいた方が良いです。
そのため、端末の最大通信速度は、理論値であってもなるべく速い方が良いです。
より多くの通信規格・バンド(周波数)が送受信できる機器を選ぶ事が重要になりますが、今は5Gが使える端末を選ぶ事が快適な通信環境への近道です。
基本的には、その通信キャリアで取り扱っている最新機種を選ぶようにすれば問題ないはずです。

なお、使用しているインターネット回線の通信速度はインターネット速度テスト(Google)で簡単に調べる事ができます。
-
【2023年最新】プロが選ぶモバイルルーターのおすすめ機種はコレだ!
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初期契約解除制度利用時の重要な注意点
初期契約解除制度とは簡単に言うと、クーリングオフと似たような制度で、契約書を受け取ってから8日以内であれば違約金なしで契約解除ができるという制度です。
電気通信事業法で定められた、通信契約における消費者保護のためのルールです。
「サービス提供エリアや、契約内容を十分に確認したうえで契約をしたけど、電波状況が不十分で使い物にならない」というような人を救済するための措置です。
8日間の無料お試し期間という意味ではありませんので十分ご注意ください。
初期契約解除制度の注意点
- 購入した端末は基本的に対象外なので返品できない場合がある
- 契約事務手数料は戻ってこない

現在は、通信会社の厚意で購入した端末分も返品・返金をしている会社が多いですが、本来は、端末は購入した物なので返金対象外です。
総務省ホームページより抜粋
初期契約解除制度とは、通信サービスの契約を結んで、契約書を受け取ってから8日以内であれば、一方的に契約を解約できるということを定めた制度です。
この際、例えば2年以内の解約に違約金が設定されていたとしても、この契約自体がなかったことになるので、違約金の支払いは不要となるなど、契約初期での解約のハードルは非常に低くなっています。
ただし、携帯電話端末の購入はキャンセルできない場合が多いなどの注意点があります。
モバイルWi-Fiに使用されている通信規格はさまざま
モバイルWi-FIは、スマホと同じように色々な通信規格が使われています。
なるべく多くの種類を使える方が、通信速度と繋がりやすさの面で有利です。
現在主流の通信方式
- 5G:4G LTEよりも高速な通信が可能
- 4G LTE:現在最も多く使われている通信方式
- WiMAX2+:データ通信に適した通信方式
- AXGP:データ通信に適した通信方式

知っておくと、通信会社選びや端末選びを自分で判断できるようになりますので、今後主流となる5Gの部分だけでも、ぜひ覚えてみてくださいね。
それぞれの特徴について解説します。
高速・低遅延の通信を担う「5G」
種類 | 特徴 |
mmW (ミリ波) | 5Gの大本命 現在のモバイル通信で最も高速な通信が可能! |
Sub6 (サブシックス) | ミリ波と比べると通信速度はそこまで速くない |
4Gの5G転用 (NR化) | 4G用の電波を5G用に転用したもの 速度はそこまで速くない |
ミリ波は、 mm(ミリ)と電波を表す「Wave」の頭文字で mmWやmmWaveと記されます。
サブシックスは、 6GHz以下の周波数の事を指し、6GHzの6と下位を意味する「Sub」を掛け合わせてSub6です。
転用5G(通称:NR化・なんちゃって5G)は、電波の周波数は4G LTEで使用していた周波数をそのまま使いますが、基地局のアンテナや無線機等の設備は、高性能な5G用設備に交換されます。

まだまだ現役で活躍中「4G LTE」
種類 | 特徴 |
TDD-LTE (バンド42) | 一本のデータの通り道(上り下り)を時間で区切って使用するため、大容量のデータ通信に適している |
FDD-LTE (バンド42以外) | 4Gの主役的存在(プラチナバンドなどはこちら) |
- TDD = Time Division Duplex(時分割方式)
- FDD = Frequency Division Duplex(周波数分割方式)
TDD-LTE(TD-LTE)は、LTEの中でも他とは違う特別な存在で、高速大容量の通信を担う重要な役割を持っています。
ネットワーク構成によっては、大容量のデータトラフィックを処理するために、基幹回線網に他のLTEよりも多くの帯域リソースを割り当てるケースもあります。

厳密に言うと、バンド42以外の周波数は全てFDD-LTEというわけではなく、W-CDMA方式等の場合もあります。
モバイルデータ通信の中心的存在「WiMAX」
種類 | 特徴 |
WiMAX2+ | TD-LTEと互換性を持つ、データ通信に適した周波数帯の電波を使用 |
WiMAX3 (n41) | 既存電波の5G転用(2022年12月から一部地域でスタート) |
モバイル回線を利用したブロードバンド通信として、2009年から運用されてきました。
WiMAXから始まり、現在は進化系のWiMAX2+が利用されています。
周波数は2.5GHz帯(バンド41)を使用してます。
TD-LTEと互換性を持ち、高速で大容量の通信が可能であることが特徴です。
2022年12月から一部地域で5Gの転用WiMAX R3.0(WiMAX3)がスタートしています。
Y!mobileとソフトバンクが使用する「AXGP」
種類 | 特徴 |
AXGP | WiMAXと同じデータ通信に適した周波数帯の電波を使用 WiMAXと比較すると総務省から使用許可を受けている電波の帯域が狭い |
KDDIグループがWiMAXを利用しているのに対して、Y!mobileとソフトバンクは、AXGPという通信規格を利用しています。
どちらも2.5GHz帯(バンド41)の周波数を利用していて、データ通信に適したTD-LTEと互換性を持たせています。
ケース別おすすめモバイルWi-Fiを厳選ピックアップ!

ここではケース別に、おすすめモバイルWi-Fiをいくつかご紹介します。

ケース別おすすめ
データ容量無制限でおすすめのモバイルWi-Fiは?
多くの専門家が同じことを言及していると思いますが、現在データ容量無制限で、おすすめできるのはWiMAXの5Gプランしかありません。
WiMAXは全社共通ルールで、一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる可能性有りますが、基本的にはデータ容量無制限で利用できます。

その他のWiMAXプロバイダーは、こちらのランキングを参考にしてください。
また、WiMAX以外のデータ容量無制限で、おすすめをもう一つ挙げるとするなら、楽天モバイルです。
5G対応の端末がリリースされていないので実質4G通信のみとなります。
とにかく安く使いたい!おすすめのモバイルWi-Fiは?
安く使いたい場合は、データ消費量に応じて段階的に課金額が変わるステップ型のプランを選んでみたり、使用頻度が少ない方は、少なめのデータ容量のモバイルWi-Fiを使用することで節約可能です。

際限なく課金されていくといった心配はなく、どんなにデータ容量を使ったとしても3,278円(税込)が上限値ですので安心ください。
楽天モバイルの課金例 | |
データ容量 | 月額料金(税込) |
3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 |
20GB〜上限なし | 3,278円 |
利用回線 | 通信規格 | 最大通信速度 | データ容量 | 料金 | 端末 | 契約期間 | |
楽天モバイル | Rakuten (一部au) | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 無制限 | 1,078円 〜 3,278円 | 購入 | なし |
ZEUS WiFi | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 20GB 40GB 100GB | 980円 〜 3,828円 | レンタル | 2年 |
THE WiFi (FITプラン) | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 1GB 5GB 20GB 40GB 100GB | 1,298円 〜 3,960円 | レンタル | 2年 |
縛りなしのモバイルWi-Fiでおすすめは?
縛り期間なしで、おすすめのモバイルWi-FiはやはりWiMAXです。
その他のプロバイダーでは、楽天モバイル等がおすすめです。
楽天モバイルは後発で通信事業に参入したため、利用者を増やしたいという意図があり、契約期間の縛りなしで申し込みのハードルを下げる取り組みを行なっています。
また、縛られないWiFiはその名の通り、契約期間の縛りがないレンタルのモバイルWiFiです。
Mugen WiFi・AiR WiFiも端末はレンタルですが、基本料金にオプションを追加することで契約期間の縛りなしにする事ができます。
オプション料金
- Mugen WiFi:550円/月
- AiR-WiFi:330円/月

利用回線 | 通信規格 | 最大通信速度 | データ容量 | 料金 | 端末 | 契約期間 | |
楽天モバイル | Rakuten au(一部) | 5G 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 無制限 | 1,078円 〜 3,278円 | 購入 | なし |
縛られないWiFi | UQ au | 4G LTE | 下り 1.2Gbps 上り 75Mbps | 無制限 30GB 50GB | 2,970円 〜 4,620円 | レンタル | なし |
Mugen WiFi 2年間縛りなしプラン | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mps 上り 50Mbps | 100GB | 3,988円 | レンタル | なし |
AiR-WiFi 縛りなしオプション | SoftBank au docomo | 4G LTE | 下り 150Mbps 上り 50Mbps | 100GB | 3,608円 〜 3,707円 | レンタル | なし |
※表示価格はオプション料金込みの価格です。
短期レンタルでおすすめのモバイルWi-Fiは?

なかでも「WiFiレンタルどっとこむ」は、端末の在庫も潤沢でおすすめです。
使用する通信キャリアのサービス提供エリアや、端末の返却時の方法も事前に確認しておくようにしましょう。
また、端末はレンタル品なので、破損や紛失をしてしまった時に弁済の責任が生じます。
下記で紹介するレンタル会社さんは保険オプションに加入できるようになっていますので、万一の事態が心配な方はオプション申し込みを検討しみてください。
レンタルできる機種 | 料金 | 返却方法 | |
WiFiレンタルどっとこむ | SoftBank docomo au WiMAX | ¥127〜/日 送料別 | 宅配便 ポスト投函 空港カウンター |
NETAGE | SoftBank Y!mobile docomo au WiMAX クラウドWiFi | ¥420〜/日 送料別 | 宅配便 ポスト投函 |
Wi-Fiレンタル屋さん | SoftBank WiMAX | ¥390〜/日 送料別 | ポスト投函 |
ここに注意
モバイルWi-Fiをレンタルする場合は、長期契約と比べると一日あたりの利用料金が割高になりますので、短期的な利用がおすすめです。
中長期的な利用や、いつまで使用するかわからないという方は、契約期間縛りなしのWi-Fiか、その他のおすすめモバイルWi-Fiもぜひチェックしてみてください。
参考おすすめのモバイルWi-Fi(ポケット型Wi-Fi)レンタル事業者と期間・用途別の上手な選び方
1人暮らしにおすすめのモバイルWi-Fiは?
1人暮らしのネット環境にモバイルWi-Fi選ぶ場合、利用可能なエリアを事前に注意深く確認し、データ容量無制限のプランを選ぶ事をおすすめします。
また、基本的には自分1人しか使用しない状況なので、スマホ側の契約データ容量を下げて、外出先でもモバイルWi-Fiを利用すれば通信費の節約にもなります。
さらに、スマホの通信会社と合わせると、セット割引で総合的なコストを下げる事ができるメリットもあります。
WiMAXは一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有りますが、データ容量は無制限で使用できます。
おすすめ
- 通信品質を重視したいならWiMAXの5Gプラン
- 料金の安さを重視したいならMugen WiFi(30日間無料でお試し可能)

ぜひ参考にしてみてください。
人気記事【全知識】一人暮らしのネット環境はどうすればいい?モバイルWi-Fiはおすすめ?
APEXなどのゲームに適したモバイルWi-Fiはありますか?
モバイルWiFiでストレスなくFPSゲームをプレイしたい場合、回線速度の速い5G回線を選ぶ事が重要な選択肢です。
ネットに接続してオンラインでゲームをプレイする場合、回線速度はもちろん、回線品質を評価する指標である「PING値」と、遅延の変動値(ゆらぎ)を表す「ジッター」、データ欠損の割合を表す「ロス値」も重要になります。
「PING値」と「ジッター」は、反応の速さを表す指標ですが、モバイルWi-Fiのような無線インターネットは、電波を使用する区間が多いため、基本的にレスポンス面では不利になります。
本格的にゲームを楽しみたい場合は、通信経路が物理的に固定されている光回線が望ましいです。
また、ゲームをプレイする際にはデータ容量を消費することが多いため、WiMAX+5Gのような無制限プランや、大容量プランを選ぶと安心です。
参考記事オンラインゲームにおすすめのモバイルWi-Fiは?専門家が選び方のポイントを解説
モバイルWi-Fiに関するよくある質問と回答
モバイルWi-Fiに関するよくある質問をまとめてみました。

順次回答させて頂きます。
Wi-Fiルーターはいくらで買えますか?
現行の機種では、数千円〜高機能なルーターでは6万円を超える物もありますが、平均的な価格は2~3万円程度です。
端末代金は、一括購入か月額料金に上乗せして分割で支払うことなります。
実質的に端末無料提供のプロバイダーもありますが、契約期間が長かったり、基本料金が高かったりなど、ユーザーにとっては一長一短となる事が多いです。
5Gが使用できる端末はまだ高価な傾向がありますが、今後市場への流通が増える事によって価格も安定してくるようになります。
何ギガまで使えますか?
契約するプランによって変わります。
通信会社によって、7GB・50GB・100GB・無制限など、さまざまプランがあります。
契約したデータ容量を超過した場合、当月内は128Kbpsの通信速度に制限される事が一般的です。
無制限の契約プランでも、混雑緩和のために一定期間内に大量のデータ通信をしたユーザーに対して、緩やかな速度制限を設けている場合もあります。
モバイルWi-Fiのおすすめ機種はありますか?
2023年最もおすすめの機種は、通信速度や電池持ち、操作性や機能性、総合的な面を考慮すると、
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(SCR01)がおすすめです。

参考【2023年最新】プロが選ぶモバイルルーターのおすすめ機種はコレだ!
100人聞いてみた!モバイルWi-Fi利用者の実態調査アンケート
調査概要
- 調査の趣旨:モバイルWi-Fi利用者の満足度と実態を調査する
- 調査対象:全国のモバイルWi-Fiを利用中のユーザー100名
- 調査方法:クラウドソーシングサイトを使ったインターネットアンケート調査
- 調査期間:2022年11月16日〜17日
※本アンケートの結果を引用する場合は引用元としてURL(https://mobilewifi-real.com)を明記ください。
ユーザーの総合的な満足度は比較的高いが、注意点もあり

モバイルWi-Fiを利用した総合的な満足度は?
- やや満足:41名
- 満足:26名
- どちらでもない:17名
- やや不満:14名
- 不満:2 名
モバイルWi-Fi利用者の総合的な満足度は比較的高めですが、電波状態が不安定になる事や、充電を気にする必要がある点を不満に感じているユーザーが一定数いる事が分かりました。
どこのモバイルWi-Fiを使用していますか?

どこのモバイルWi-Fiを使用していますか?
- WiMAX:47名
- Rakuten WiFi Pocket:13名
- Y!mobile:9名
- docomo:8名
- SoftBank:8名
- クラウドSIM型のモバイルWi-Fi:7名
- au:7名
- その他:1名
その他の回答は「Hai connect」
モバイルWiFiを選ぶ際に最も重視した点は?

モバイルWiFiを選ぶ際に最も重視した点は?
- 利用料金:47名
- 信頼度・知名度:13名
- スマホとのセット割引:12名
- 通信速度:11名
- その他:8名
- キャッシュバック:5名
- サポート体制:3名
- 契約縛り期間:1 名
その他の回答は「勤務先の会社から支給されている」「店舗で勧められたから」等
通信速度に満足していますか?

通信速度に満足していますか?
- やや満足:42名
- 満足:24名
- どちらでもない:17名
- やや不満:12名
- 不満:5名
繋がりやすさに満足していますか?

繋がりやすさに満足していますか?
- やや満足:45名
- やや不満:24名
- 満足:19名
- どちらでもない:8名
- 不満:4名
どんな時に役に立った・持ってて良かったと感じますか?
どこでも気軽にネットにつなげられるという安心感があるので、仕事場などの選択肢が広がったのが良かった。
30代・女性・会社員
Wi-Fiが入ってない地元のカフェや、キャンプ場でのテレワーク中に持って行きますが助かっています。
40代・男性・会社員
外出中に急にパソコンを使って仕事をしなければならないとき、Wi-Fiのあるカフェなどを急いで探さなくても良いこと
20代・女性・会社員
動画を見たりしているとデータ容量は凄い事になってしまうので、一部条件はあれど無制限で使えるのはありがたい。
20代・男性・会社員
外出の際、スマホの容量を使わずに済むのと、一緒に出かけた人も使用できるのが良いと思います。
20代・女性・主婦
不満に感じている点はありますか?
Wi-Fiを持ち歩かないとダメなのは不満です。たまに忘れたりするとガッカリしますし充電が必要なのも地味に面倒です。
20代・男性・会社員
重いデータを送るときにすごく時間がかかることがある。
30代・女性・自営業
使用する場所によっては、電波が弱かったり圏外になることが多いので、その点が不便に感じます。
30代・女性・主婦
繋がりにくかったり、安定して接続できないときがあるのが不満。
30代・男性・会社員
自宅の回線として夫婦で使っているので、やはり光に比べると速度が遅いです。
40代・女性・主婦
結論、今後は5G対応のモバイルWi-Fiがおすすめ

5Gの通信速度は以下の動画を参考にしてみてください。
まとめ
- 2023年最もおすすめのモバイルWi-Fiは、WiMAX+5Gです。
- 5Gではこれまでより高速で大容量・低遅延な通信が可能
- VDSL方式など一部の光回線よりも5Gの方が高速な場合がある
- 通信会社各社は、現在5Gに最も力を入れている
- 各社から5G対応端末も続々リリース
おすすめモバイルWi-Fi
データ容量無制限・使えるエリアが広い・高速5G対応
» WiMAX+5G
最大3,278円の課金でデータ容量無制限。ライトユーザーにおすすめ
» Rakuten WiFi Pocket
携帯3キャリアの4G電波を自動選択。使えるエリアが広い
» Mugen WiFi
WiMAXは繋がりにくいというのは昔話

これまでのWiMAXは、高周波数がゆえにビル陰などでは繋がりにくい部分があり、LTEオプションのハイスピード・プラス・エリアモードで弱点をカバーしていました。
新しく登場したWiMAX+5Gでは、WiMAXの2.5GHzに加え、auの4Gと5Gの電波が標準で使用可能になったことで、今まで圏外だったエリアでも利用可能となりました。
オプションの通信モードを使えば使用できるエリアはさらに広がります。
WiMAX+5G
- WiMAXの電波だけではなく、オプション料金なしでauの4Gと5Gが使える
- 通信品質やサービス提供エリアで、docomoやSoftBankと同じ土俵で戦えるうえに料金がリーズナブル
- データ容量は無制限(一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り)
- 2022年12月から一部地域でWiMAX2+の5G化がスタート
最後までお読み頂き有り難うございました。
良いモバイルWi-Fiに出会える事を心より願っています(^_^)